間もなく出来ます!
桜井宏徳・中西智子・福家俊幸 編
『藤原彰子の文化圏と文学世界』

藤原彰子の文学活動・文化活動を
あらためて考えなおそうという機運が高まっています。
彰子やその周辺の人々がいかにこの文化圏を創造し、
関わりをみせてきたのか。
これまで貴重な提言を公にしてきた
18名の錚々たる研究者が、縦横無尽に論ずることにより、
この芳醇かつ難解な課題に多角的に挑む、
時宜を得た論文集、間もなく出来!

藤原彰子の文化圏と文学世界立体書影90mm

『御堂関白集』の中宮彰子  妹尾好信
『御堂関白記』における藤原彰子  中丸貴史
女房たちを書きとどめる『紫式部日記』
  ─「女房名」の政治性を超えて─ 吉井美弥子
敦成親王誕生時の「御物怪」記事
  ─『紫式部日記』と『栄花物語』、各々の意図─ 山本淳子

『紫式部日記』の中宮彰子─女房集団との関係─ 福家俊幸
『紫式部日記』の白の室礼描写─産養時の白綾屏風をめぐって─ 川名淳子
『紫式部日記』に描かれた彰子後宮
  ─清少納言批判の水脈を辿って─ 津島知明
忌まわしき〈嵯峨〉のトポス
  ─『源氏物語』の作者紫式部にみる、ひそやかな反逆─ 深沢 徹

六条御息所の弔問歌─さし置くという行為の意味するもの─ 瓦井裕子
〈美化〉される藤原彰子像
  ─『栄花物語』いはかげ巻における『源氏物語』賢木巻受容から─ 中西智子

『栄花物語』と『紫式部日記』のあいだ
  ─学習院本がひらく、「初花」巻の新たな読み─ 加藤静子・曾和由記子
『栄花物語』正編、後宮運営に関わる者の系譜上における道長  星山 健
『栄花物語』法成寺グループの文体形成
  ─彰子文化圏における仮名散文の問題として─ 桜井宏徳
藤原頼通の文化世界領導認識
  ─「高陽院行幸和歌」から「上東門院彰子菊合」へ─ 和田律子

中宮彰子文化圏と『更級日記』  土方洋一
彰子女房文化の継承─郁芳門院安芸とその集を中心に─ 諸井彩子
興福寺八重桜説話の展開と上東門院  高松百香

桜井宏徳・中西智子・福家俊幸 編
『藤原彰子の文化圏と文学世界』
A5判上製カバー装・438頁
ISBN:978-4-8386-0714-3
定価:本体10,000円+税
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