大妻女子大学博物館で5月30日(水)から始まった、
特別展「大妻女子大学日本文学関係貴重書展示:近現代編」に
行ってきました。

大妻女子大学日本文学関係貴重書展示0531-02 2018

特別展では、梶井基次郎直筆の草稿や書簡とともに、
井伏鱒二や島崎藤村・森鴎外などなど、
(鴎の旧字は機種依存文字のため、あえて常用漢字を使っています)
近現代の著名作家13人の貴重な直筆原稿や書簡などが、
とてもコンパクトに、かつ大変見やすく工夫され、
展示されています。
会期は6月12日(土)までとのことです。
期間が少々短めなので、ご興味のある方は
お早めにお出かけください。
※ 詳細はコチラからどうぞ!

大妻女子大学日本文学関係貴重書展示0531-03 2018

今回の特別展では、
「檸檬」の原型ともいわれる詩、「秘やかな楽しみ」の
自筆草稿(原本)が展示されていました。
今まで、小さな写真では見たことがありましたが、
原本は初めて目にしました。
この詩がもとになり、「瀬山の話」へ、
そして「檸檬」へとつながっていくわけですが、
なるほど、原稿用紙に書く前のメモ帳(?)の段階では、
まだ「、。」(句読点)が使われずに、
「.」と「 」(マス空け)が用いられているのがよくわかりました。
この草稿をもとに、これから推敲を重ね、
どこに句読点を打って文章にリズムをつけるのか、
そんなことを考えながら、実際の原稿用紙に
書き進めていったのかもしれません。
淀野隆三や三好達治の助けを借りて・・・

          remon20180531 001
   梶井基次郎著『檸檬』
   武蔵野書院 刊
   昭和6年5月10日印刷
   昭和6年5月15日発行
   定価:一圓五十銭

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