秋晴れのもと、
鶴見大学図書館AVホール(地下)で開かれた、
「源氏物語の小さな講座」に出かけました。

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高田信敬先生によるご挨拶から、
「源氏物語の古筆切」の御講座へと続きました。
次から次へとあふれ出る古筆切のお話、
会場入口にて「小さな展示 古註釈の古筆切」が、
オープンな、手に触れるようなかたちで展示されていて、
これと連動した解説だったので、
たとえば貴重な「自筆本奥入の奥書」など、
見応え十分でした。

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15点に及ぶ貴重な古筆切が「まんま」展示されていました。

休憩をはさんだ後は、中野幸一先生による
「源氏物語を訳し終えて─源氏物語のことばと表現─」
の御講演です。
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ご存じ『正訳源氏物語 本文対照』全十冊を完結された、
中野幸一先生が語る、古典文学の現代語訳のむつかしさ、
工夫された点など、実に細かに御配慮され、かつ
物語本文に忠実に訳すという基底を貫かれるなど、
大変ためになるお話を聞くことができました。

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■中野幸一訳『正訳 源氏物語 本文対照』全十冊■
各冊定価:本体2500円+税
刊行元:勉誠出版
詳細・御注文はコチラ(勉誠出版サイト)よりどうぞ!
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本書の特色
1.美しく正しい日本語で、物語の本質である語りの姿勢を活かした訳。
2.物語本文を忠実に訳し、初の試みとして、訳文と対照させ、物語本文を下欄に示す、本文対照形式。
3.訳文に表わせない引歌の類や、地名・歳事・有職などの説明を上欄に簡明に示す。
4.敬語の語法を重視し、人物の身分や対人関係を考慮して、有効かつ丁寧に訳す。
5.物語本文で省略されている主語を適宜補い、官職名や女君・姫君などと示される人物にも適宜、( )内に呼名を示し、読解の助けとする。
6.訳文には段落を設け、小見出しを付けて内容を簡明に示す。また巻頭に「小見出し一覧」としてまとめ、巻の展開を一覧できるようにした。
7.各巻末に源氏物語の理解を深めるための付図や興味深い論文を掲載。





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