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『言語と思想の言説[ディスクール]』 
*近代文学成立期における山田美妙とその周辺*(笠間書院)
大橋崇行(おおはし・たかゆき)  著


   言語と思想の言説 ディスクール
   ISBN978-4-305-70853-3 C0095
   A5判・上製・カバー装・288頁
   定価:本体2,800円(税別)

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【目次】

序 章 明治期の多様な「知」と日本の〈近代〉
1 文化・学術領域の近代化――文化の翻訳の諸問題
2 明治期における〈近代〉の実態と文学
3 本書の問題設定――山田美妙をケーススタディーとして
4 本書の構成
5 おわりに

第1章 美妙にとっての「詩」と「小説」――「知」と「情」との関わり

第1節 明治期の「詩」と「小説」――山田美妙の初期草稿1 美妙の初期草稿
2 「哲学の真理」を描く「詩と小説」
3 坪内逍遙「人情」論の位置
4 「知」と「情」の言説
5 「詩」と「哲学」との接続
6 「日本韻文論」における「思想」の位置づけ

第2節 美妙にとっての「小説」――「蝴蝶」1 「蝴蝶」について
2 「曲線の美」の論理―西洋の観念的な価値観の導入
3 「小説」としての「蝴蝶」
4 『国民之友』における「小説」の位置
5 おわりに

第3節 『女学雑誌』の小説観――清水紫琴「こわれ指環」1 清水紫琴「こわれ指環」について
2 恋愛の言説と語り手の思考
3 進化する語り手と経験
4 『女学雑誌』における小説ジェンダーの編成
5 「実際的小説」の方法
6 女性が書き、読むべき小説

第4節 「知」としてのゾライズム――「いちご姫」1 「いちご姫」の予告文
2 欲望の物語
3 勤王の欲望
4 淫婦の「境遇」
5 「いちご姫」における〈ゾライズム〉の理解と受容
6 ゾライズムと読本

第5節 江戸の「知」と西欧の「知」との融合――「武蔵野」
1 山田美妙「武蔵野」の同時代評と先行研究
2 「今」という時空
3 「武蔵野」の会話文
4 歴史的事実と小説
5 悲劇の創出
6 江戸の「知」と西欧の「知」との融合

第2章 言文一致再考――「文体」「文法」と「思想」の表現

第1節 「翻訳文」という文体――初期草稿から1 「翻訳文」という「文体」
2 明治初年代の「翻訳文」
3 美妙の「翻訳文」
4 おわりに

第2節 美妙の〈翻訳〉――「骨は独逸肉は美妙/花の茨、茨の花」1 翻訳の時代における山田美妙
2 「骨ハ独逸肉ハ美妙/花の茨、茨の花」とその原拠
3 「和文」による翻訳
4 美妙の〈翻訳〉
5 おわりに

第3節 美妙の「文法」1 日本語学における美妙の扱い
2 三つの「文法」
3 「言文一致論概略」における時制
4 「日本文法草稿」について
5 美妙の「文法」
6 「文法」から言文一致へ

第4節 歴史と想像力――「笹りんだう」1 「笹りんだう」について
2 語り手と源頼朝との関係
3 「寝惚け」る頼朝
4 源頼朝の人物様式と「笹りんだう」
5 「英雄」の再編成
6 言文一致との接続

第5節 言文一致論と「思想」の表現1 美妙の言文一致における問題意識
2 文語文の「美」と「俗語」の「美」
3 「Word」と「Speech」
4 修辞学における「Speech」の位置
5 スペンサー『文体の哲学』における「Speech」
6 言文一致と「語」の概念
7 「解剖的小説」と言文一致
8 おわりに

初出一覧
あとがき

索引(書名・作品名/人名/その他事項)


■著者紹介

大橋崇行(おおはし・たかゆき)

1978年生。作家、国文学者。上智大学大学院修了(修士)後、総合研究大学院大学修了。博士(文学)。国文学研究資料館博士研究員、岐阜工業高等専門学校一般科目(人文)科助教を経て、現在、東海学園大学人文学部人文学科講師。
小説に『妹がスーパー戦隊に就職しました』(スマッシュ文庫(PHP 研究所)、2012年)、『桜坂恵理朱と13番目の魔女』(彩流社、2014年)、『大正月光綺譚 魔術少女あやね 1 月光遊技場の地下室に罪人は棲む』(T-LINE NOVELS(辰巳出版)、2015年)、『レムリアの女神』(未知谷、2016年)、『ライトノベルは好きですか? 〜ようこそ!ラノベ研究会』(雷鳥社、2013年)。評論に『ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために』(笠間書院、2014年)、『ライトノベル研究序説』(青弓社、2009年、共著)、『ライトノベル・スタディーズ』(青弓社、2013年、共著)、『ライトノベル・フロントライン1〜3』(青弓社、2015〜16年、共編)。全国大学国語国文学会平成25(2013)年度「文学・語学」賞。


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