御著者の高木和子先生より、
『源氏物語再考 長編化の方法と物語の深化』(岩波書店)
をいただきました。 ありがとうございました!
皆様も是非御高架ください!

『源氏物語再考 長編化の方法と物語の深化』
高木和子 著
ISBN:9784000612067
A5判上製カバー装 448頁
定価:本体10,000円+税
岩波書店発行

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源氏物語再考

当初は格段に小さい物語だったはずの源氏物語は、
いかにして長編化を成し遂げることができたのか。
小さな物語が書き継がれて、
大きな物語へと成長していった痕跡をつぶさにたどることで、
物語長編化の内なる動因を解き明かす。


目  次

凡 例
I 物語の長編化の方法
第一章 源氏物語の構成原理─物語の非一元性
第二章 物語の縦軸と横軸─類聚化の諸相
第三章 系図の変容─桐壺院の皇子たちと朱雀朝の後宮
Ⅱ 人物像の成熟と物語の深化
第五章 光源氏の秘事─負荷される苦悩と物語の深化
第六章 源氏物語のからくり─反復と遡上による長編化の力学
第七章 三つの予言─変容する構造
第八章 薫出生の秘事─匂宮三帖から宇治十帖へ
Ⅲ 物語歌の機能と表現
第九章 作中和歌は誰のものか─花散里・朝顔・六条御息所の場合
第十章 伝達と誤読の機能─虚構の贈答歌
第十一章 儀礼の歌における私情─朱雀院と秋好中宮の贈答歌
第十二章『古今六帖』による規範化─発想の源泉としての歌集
Ⅳ 物語の言葉と思考
第十三章「みやび」の周縁化─言語化の回避
第十四章「飽かず」の力─物語展開の動因
第十五章 第二部における出家と宿世─仏教的価値観による照射
第十六章 古代語の「身」─「身にあまる思ひ」考
V 物語の構築方法
第十七章 虚構の人物の創造─相対的形象、准拠の利用、詳細化
第十八章 場面形象の模索─型からの逸脱と語りの方法
第十九章 慣用表現の利用─物語を拓く引歌・引詩
第二十章 仮名日記文学における物語性─事実と虚構の相克
初出一覧
あとがき
索 引

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