11月5日(土) 14時から、
鶴見大学図書館地下1階ホールにて開かれました、
同学准教授・久保木秀夫氏による講演会に出かけました。

【講演会】
「伊勢物語 幻の『小式部内侍本』(狩使本)
-その復元はどこまで可能か?-」
(10月26日付の御紹介記事はコチラ)

20161105-K00.jpg
20161105-K01.jpg

20161105-K02.jpg
高田信敬先生の開会の辞により、講演会は始まりました。

20161105-K03.jpg
久保木秀夫先生による御講演の様子

20161105-K04.jpg
丹念に作り込まれた久保木先生御労作のレジュメ

御講演は、今まで先人によって蓄積されてきた、
伊勢物語 『小式部内侍本[こしきぶのないしぼん]』
または、狩使本[かりのつかいぼん]
の諸研究や、数々の資料群を駆使することにより、
その本文再建にどこまで迫れるかということを
丹念に作り込まれた久保木先生御労作のレジュメを追う形で
テキパキと進められました。
これだけの資料群を提示するもなお、
「まだすべてではないが」と前置きされましたが、
このレジュメに掲載された資料を見るだけでも私などは圧巻されましたし、
また、これを作るだけでも相当な時間をかけられたことでしょう。
諸本、諸資料の幅広い点検に裏づけされた論理を物差しとした、
諸書渉猟による諸説の丹念な吟味は、時に既出見解への批判をも伴う、
久保木先生の研究知見の深さと真摯な御姿勢が窺われます。
(ちなみに、展示会の解説(上画像左下)も、
久保木先生が編集なさったと思われますが、
稿末に「修訂第五版」とありました・・・)

また、会場には研究者の皆さんが多く訪れていました。
中には、今回の講演を聴講されるためだけに、
『伊勢物語』を御専門とされる先生が、
はるばる関西圏からおいででした。
一方で、『伊勢物語』は御専門ではない、
日本語学を御専門とする先生も聴講されていました。

大変有意義な御講義を拝聴いたしました。
ありがとうございました。

コメント:
コメント:を投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事へのトラックバック: