小社出版物の裏表紙には「武蔵野書院印」という
刻印が捺されています。
これは、書家であり歌人の會津八一(=秋艸道人・しゅうそうどうじん)から、
小社(武蔵野書院)創業者の前田信に贈られたものなのです。
当時、會津八一は小石川区高田豊川町58番地に住んでおり、
前田信の経営する「東京武蔵野書院(当時)」は至近の同43番地にありました。
會津八一は、昭和3年6月11日に、
小社より『奈良美術史料推古篇』を出版しています。

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↑奈良美術史料推古篇のカバー装と表紙

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↑會津八一の手になる本扉と裏表紙刻印「武蔵野書院印」

往時、小社には別に「武蔵」という裏表紙印があり、
「武蔵野書院印」は、會津八一が
題簽を揮毫した本に限って使うなど
なんらかの区別をして使っていたようです。

武蔵印   武蔵野書院印

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