久保貴子先生より、
下田歌子[著]
実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所 [監修]
久保貴子[校注]
『新編 下田歌子著作集 良妻と賢母』を御恵送いただきました!
本書は三元社(http://www.sangensha.co.jp/)さんよりの刊行です!

洋の東西の心に響く逸話を引きながら、妻、そして母の
大いなる役割を説く。下田歌子の代表的著作。

良妻と賢母 書影96dpi

四六判並製/224頁/定価:本体 2,200円+税
2020年3月31日/ISBN978-4-88303-505-2


[目次]

緒言

[上編]
第一章 妻の範囲
   一、妻と主婦との区別
   二、妻と夫との職責範囲
第二章 何をか良妻と云ふ
   一、良妻なるものゝ解釈
   二、良妻なるものゝ東西の評定異同
第三章 東洋の良妻伝
   一、閼伽桶の酒、能く蟄龍を活す(土肥実平妻)
   二、素山の饗応は是れ娘子軍(真田信之妻)
   三、義の為には、妻子をも捨つべし。真に是れ丈夫の本領(毛利勝永妻)
   四、温容玉の如く、気節剣の如し(千代姫)
   五、繊手編み得たり錦襴の書(稲生恒軒妻)
   六、有れども無きが如く盈つれども虚しきが如し(北山朴翁妻)
   七、一壺の食物三軍を防止す(曹の僖負羈妻)
   八、妻女臓肉を埋めて、良人罪科を免がる(晋の羊舌子妻)
   九、無官の丞相(漢の楊畝妻)
   十、清節を修めて栄禄を顧みず(後漢の王覇妻)
   十一、長裾を脱し去つて短布裳に更ふ(鮑宣妻)
   十二、一孤三柩を扶けて、二侯に旌表せらる(明の黄楚妻)
第四章 西洋の良妻伝
   一、夫は夫たらずと雖も、妻は能く妻たり(伊太利のマンフローンの妻)
   二、夫婦は真に是れ、一心同体(仏蘭西のオベランの妻)
   三、あらゆる心配も、我が軒下に入れば、消へて跡無し(英吉利のバルクの妻)
   四、婚姻は却て、人の志業を裨益す(英吉利のフラツクスマンの妻)
   五、白館楼上の名花は是れ田舎檐頭の明星(北米のマヂソンの妻)
   六、我が妻は護身の天使、運転する車の心棒(英吉利のリヴイントンの妻)
   七、失明の夫に両眼を具せしむ(仏蘭西のチエリーの妻)
   八、繊手止め得たり鋼鉄の杖(独逸のビスマークの妻)
   九、家庭は是れ楽園妻女は是れ天使(英吉利のグラツドストンの妻)

[下編]
第一章 母の範囲
  一、実母義母姑母の範囲
  二、母と父との責任範囲
第二章 何をか賢母と云ふ
  一、賢母なるものゝ解釈
  二、賢母なるものゝ東西の評定
第三章 東洋の賢母伝
  一、民治の要は破障子を繕ふが如し(北条時頼母)
  二、遺孤を教へて、忠孝を全うせしむ(楠正行母)
  三、悲絶壮絶なり、陣中の謡曲(瓜生保母)
  四、賢母の戒は、鼎よりも重し(清水太郎右衛門母)
  五、獅は千尋の谷に能く其子を試す(佐竹侯母)
  六、駘蕩たる春風藹然たる和気(湯浅元禎母)
  七、貴きかな仮名の経典(黒井信蔵母)
  八、賢母能く子を教へ又?を輔く(鄒の孟軻の母)
  九、老夫人門を閉ぢて驍将を戒む(楚の子発母)
  十、情義二つながら全く八子栄達を得たり(魏の芒氏の母)
  十一、髪を断つて賓客を饗し鮓を返して愛児を戒む(晋の陶侃母)
  十二、姑息に流れず厳格に過ぎず(宋の二程子母)
  十三、善を以て養ふことを知れども禄を以て養ふことを知らず(宋の尹焞母)
第四章 西洋の賢母伝
  一、家の母としても国の母としても敬愛すべき女性(索素尼の王妃)
  二、慈恩子を薫じ又他人を化す(英吉利のアスプレー夫人)
  三、国の独立を生めりし母(北米のワシントンの母)
  四、一栄一枯其志をうつさず(仏帝ナポレオンの母)
  五、慈悲の実は結べり母の愛の会(仏蘭西のフーゲレー夫人)
  六、母の賢なるを見て子の賢なるを知る(独逸のゴエテの母)
  七、写真に対して記しなす教訓の書(和蘭のシヤフエルの母)
  八、ユーゴがユーゴたりしにあらず
  九、賢母の統治せる家庭は実に天国なり(英吉利のウエスレーの母)

良妻と賢母のうしろに
解説  久保貴子



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