岸田吟香『呉淞日記』(うーすんにっき)は、
日本語における言文一致を研究する上で
近代日本語の成立に関わる第一級の資料です。
吟香は、ヘボンが手がけていた『和英語林集成』の編纂を手伝ったり、
ジョセフ・ヒコの元で英語を学び、外国新聞を飜訳した『海外新聞』を
発行したりしています。また、文筆活動の傍ら、眼薬「精錡水」の
販売を手がけるなど、実業家としても有名です。
20200525-01.jpg
山口 豊 編 岸田吟香『呉淞日記』影印と翻刻(武蔵野書院・2010年)
山口 豊 編 岸田吟香『呉淞日記』日本語総索引(武蔵野書院・2012年)

この『呉淞日記』は、第六冊まであることになっていますが、
現存するのは第三之冊・第五之冊・第六之冊のみで、
美咲町にある岸田吟香記念館に保管されています。

20200525-02.jpg

異国の地で一人思う事、日々の生活や彼の考え方、歴史観を
普段使っている言葉を用いて挿絵入りで書き連ねています。

コメント:
コメント:を投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事へのトラックバック: