最新刊 林田孝和著作集が出来ました!

林田先生畢生のお仕事を全四巻の著作集に集約!
まさに圧巻のボリューム 計1388頁です!

『林田孝和著作集』
A5判上製函入・各巻定価:6,270円(本体5,700円+税)
第一巻 源氏物語の発想
    360頁 ISBN:978-4-8386-0750-1
第二巻 源氏物語の精神史研究
    312頁 ISBN:978-4-8386-0751-8
第三巻 源氏物語の創意
    360頁 ISBN:978-4-8386-0752-5
第四巻 王朝文学の精神史研究
    356頁 ISBN:978-4-8386-0753-2

著者:林田孝和
編者:竹内正彦・津島昭宏・太田敦子・春日美穂・畠山大二郎
                    武蔵野書院編集部

林田孝和著作集 全四巻書影 110mm

今野真二 著『テキストの変容―動態としてのテキスト』が出来上がりました!

詳細は↓こちらの目次からどうぞ!
目次

テキストの変容 書影 110mm

久保朝孝編『源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編
が本日出来上がりました!
総勢54名の論客による充実の論文集。
執筆者各人がそれぞれの巻を担当し、専門とは異なる『源氏物語』に挑む!

ご注文はこちらよりどうぞ!
ISBN:978-4-8386-0746-4
定価:本体14,000円+税
判型:A5判上製カバー装
頁数:720頁
刊行日:2021年3月31日

webサイト 110mm 源氏物語を開く

『源氏物語』研究を開放したい、それが本書のねらいである。

 日本の古典文学を代表するこの作品は、千年という途方もない時間の試練に堪え得たものだけに許される、きわめて分厚い研究の歴史を含有する。また、それは現在も止まることなく、陸続と新しい研究成果が公表され続けてもいる。それゆえに、その研究史を、そして研究の現在を把握しなければ、『源氏物語』について論じることが困難になってしまっているのではないか。
 本書は、『源氏物語』研究を従来の『源氏物語』専門または中古文学研究者以外の国文学研究者に広く開放し(あるいは参画を促し)、新たな視点・方法・問題意識等を自由に導入することにより、『源氏物語』研究および作品世界を一層拡大・深化させる機縁とするものである。

はじめに…久保朝孝
桐 壺 「人情」は〈近代〉のものか?
   ─明治期における『源氏物語』受容と坪内逍遙『小説神髄』…大橋崇行
帚 木 「帚木」における神話的構造
   ─歌の男と歌の女…猪股ときわ
空 蝉 近松門左衛門作『大経師昔暦』考
   ─空蝉と玉との共通性に着目して見えてくるもの─…黒石陽子
夕 顔 源氏十七歳の秋
   ─交錯する前奏曲と通奏低音─…近本謙介
若 紫 行為・出来事の複数性と複合的な話法
   重層性・両義性を読む…西田谷洋
末摘花 「末摘花」巻にみる換喩的性質について
   ─異形の姫をとりまく「心もとなき」空間と時間…寺 島 徹
紅葉賀 芸能的視点による分析と考察
   ─舞楽・管弦・催馬楽の描写意図と喜劇的展開─…林 和 利
花 宴 源氏物語のわかりやすい授業作りを目指して
   教材研究および授業展開の視点から…梅藤仁志
 葵  車争いにみる主体性
   ─供人たちの位相と物の怪…吉田竜也
賢 木 岩佐又兵衛の源氏絵と絵巻
   ─『源氏物語』受容と享受の一様相─…深 谷 大
花散里 「花散里」から考える江戸の源氏受容
   ─『偐紫田舎源氏』の成功…津田眞弓
須 磨 須磨の海 院政期から須磨巻を読む…菅野扶美
明 石 映画の中の明石の君
   ─武智鉄二「源氏物語」論…中村ともえ
澪 標 溺れたい人/溺れたくない人
   ─澪標・物語行為としての水先案内─…永井聖剛
蓬 生 リーチ&ショートによってアイロニーを取り出す
   ─談話分析で読む「蓬生」巻─…木股知史
関 屋 さらば青年の日の幻影
   ─欠如から充足へむかう〈空蝉物語〉─…高木 信
絵 合 「かの浦々の巻」の帰趨
   ─藤壺の判歌と光源氏流離譚の終熄─…太田真理
松 風 円地文子『女面』と明石一族の物語
   シスターフッドへの想像力…鈴木直子
薄 雲 上田秋成と「薄雲」巻
   ─詠源氏物語和歌・源氏物語評論・春秋優劣論─…近衞典子
朝 顔 朝顔の姫君とその物語の造形
   ─「朝顔」の由来・「ねびまさる」女君・「ほほゆがむ」─…高松寿夫
少 女 「つくまのの紫」と「つくまえのみくり」
   ─古今和歌六帖歌をめぐって─…新沢典子
玉 鬘 ハーレム六条院の完成とその崩壊の予感
   ─瑠璃と玉鬘、二つの名を持つ姫君の物語─…尾形明子
初 音 山東京伝の読本『絵本梅花氷裂』と『源氏物語』
   ─女性の表象と後妻打ちをめぐって─…山名順子
胡 蝶 「胡蝶」における庭園と光源氏のセクシュアリティについて
   ─感性と美学、ビオスとゾーエー…水川敬章
 蛍  蛍の光は何を照らし出したか
   ─語りの批評性と玉鬘の物語(論)─…安西晋二
常 夏 近江の君
   ─その登場の背景と影響をめぐって─…德竹由明
篝 火 柏木の和琴、玉鬘の和琴
   ─篝火巻における司馬相如伝の典拠を起点に─…山本大介
野 分 「あくがる」の訳をめぐる一考察
   ─円地文子訳の深層としての六条御息所…増田祐希
行 幸 現代文学としての源氏物語
   ─玉鬘・末摘花・近江の君のストーリー…都築春彦
藤 袴 光源氏と夕霧─父と息子の対決─…佐藤綾佳
真木柱 「心もてあらぬ」結婚と玉鬘の〈場所〉
   ─六条院、鬚黒家…二瓶浩明
梅 枝 アクティブ・ラーニングを取り入れた源氏物語の授業構想
   ─薫物合わせ、贈答歌の体験を通した主体的な学び…小塩卓哉
藤裏葉 近世版本の挿絵に描かれた「藤裏葉」巻
   ─巻を象徴する図様…菊池庸介
若菜上 『若菜上』を読む─方法論の視座から─…柳瀬善治
若菜下 やんごとなき人々の葛藤
   ─女房革命が暴くもの─…篠崎美生子
柏 木 柏木と女三の宮の贈答─歌の論理と散文の論理─…大浦誠士
横 笛 『源氏物語』と『伊勢物語』二十三段
   ─雲居雁をめぐって─…高野奈未
鈴 虫 「おなじ」ものと「かはれる」もの
   ─鈴虫巻を流れる時間─…坂 堅太
夕 霧 猿楽的世界の魅力 夕霧の恋の喜劇性…植木朝子
御 法 高校生と御法巻を全部読む
   ─興味・関心を高める授業づくりの提案─…小崎早苗
 幻  光源氏と世之介
   ─「幻」巻と西鶴『好色一代男』最終章の比較から─…佐伯孝弘
匂 宮 第二世代から第三世代へ
   ─「伏線」と「照応」の視点から─…光延真哉
紅 梅 「さかしら」がる紅梅と真木柱
   ─桐壺帝の孫娘を求める匂宮との関係─…高橋広満
竹 河 草子地と語り手/書き手の戦略
   ─与謝野源氏と谷崎源氏の比較を通して…𠮷田司雄
橋 姫 中世人は「橋姫」をどう読んだのか
   伊行・定家を勝手に越えていった素寂・範政・兼良の源氏学…前田雅之
椎 本 椎の木が想起させるもの
   ─歌・物語・俳諧をつないで─…早川由美
総 角 零度のコミュニケーション
   ─枯れ行く大君・人形を愛する薫…田中貴子
早 蕨 早蕨巻の時間意識
   ─回帰する時間・直進する時間…木下華子
宿 木 光源氏と薫─「聖」と「俗」の引力…長濵拓磨
東 屋 〈うすらぼんやり姫〉浮舟の物語始動
   ─『源氏物語』の女君たちの〈人形〉か?…高田晴美
浮 舟 浮舟の憂悶─死へ向かうおんな─…影山尚之
蜻 蛉 薫の喪 〈他者〉への哀惜の帰趨するところ…竹内瑞穂
手 習 終焉の予感─周縁ゆえの内面の自律─…髙橋龍夫
夢浮橋 『源氏物語』の終わりかた
   ─認知バイアスの分析から─…野中哲照
    おわりに…久保朝孝
    執筆者紹介
久保朝孝 編 『源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編』の
カバー裏面(表4)はこんな感じです!

A5判上製カバー装・720頁
ISBN:978-4-8386-0746-4
定価:本体14,000円+税
刊行予定日:2021年3月31日
総重量:1.15㎏(くれぐれも腱鞘炎にご注意を!)

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こちらが54名の御執筆者の全容! 目次は次のブログでアップしますね!
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久保朝孝 編 『源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編
間もなく出来です! こうご期待!

A5判上製カバー装・720頁
ISBN:978-4-8386-0746-4
定価:本体14,000円+税
刊行予定日:2021年3月31日


源氏物語を開く ブログ用

『源氏物語』研究を開放したい、それが本書のねらいである。
 日本の古典文学を代表するこの作品は、千年という途方もない時間の試練に堪え得たものだけに許される、きわめて分厚い研究の歴史を含有する。また、それは現在も止まることなく、陸続と新しい研究成果が公表され続けてもいる。それゆえに、その研究史を、そして研究の現在を把握しなければ、『源氏物語』について論じることが困難になってしまっているのではないか。
 本書は、『源氏物語』研究を従来の『源氏物語』専門または中古文学研究者以外の国文学研究者に広く開放し(あるいは参画を促し)、新たな視点・方法・問題意識等を自由に導入することにより、『源氏物語』研究および作品世界を一層拡大・深化させる機縁とするものである。

はじめに………久保朝孝
桐 壺………大橋崇行
帚 木………猪股ときわ
空 蝉………黒石陽子
夕 顔………近本謙介
若 紫………西田谷洋
末摘花………寺島 徹
紅葉賀………林 和利
花 宴………梅藤仁志
 葵 ………吉田竜也
賢 木………深谷 大
花散里………津田眞弓
須 磨………菅野扶美
明 石………中村ともえ
澪 標………永井聖剛
蓬 生………木股知史
関 屋………高木 信
絵 合………太田真理
松 風………鈴木直子
薄 雲………近衞典子
朝 顔………高松寿夫
少 女………新沢典子
玉 鬘………尾形明子
初 音………山名順子
胡 蝶………水川敬章
 蛍 ………安西晋二
常 夏………德竹由明
篝 火………山本大介
野 分………増田祐希
行 幸………都築春彦
藤 袴………佐藤綾佳
真木柱………二瓶浩明
梅 枝………小塩卓哉
藤裏葉………菊池庸介
若菜上………柳瀬善治
若菜下………篠崎美生子
柏 木………大浦誠士
横 笛………高野奈未
鈴 虫………坂 堅太
夕 霧………植木朝子
御 法………小崎早苗
 幻 ………佐伯孝弘
匂 宮………光延真哉
紅 梅………高橋広満
竹 河………𠮷田司雄
橋 姫………前田雅之
椎 本………早川由美
総 角………田中貴子
早 蕨………木下華子
宿 木………長濵拓磨
東 屋………高田晴美
浮 舟………影山尚之
蜻 蛉………竹内瑞穂
手 習………髙橋龍夫
夢浮橋………野中哲照
おわりに………久保朝孝