桜井宏徳先生より
高橋 亨・辻 和良[編]『栄花物語 歴史からの奪還』(森話社)を、
御恵送いただきました。 ありがとうございました!

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〈物語〉としての読み
『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。
しかし、『栄花物語』が〈物語〉であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に〈物語〉として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。

【目次】
物語と歴史の境界あるいは侵犯=高橋 亨
エクリチュールとしての『栄花物語』
   ──『狭衣物語』との近似性に着目して=桜井宏徳

藤原登子──〈物語化〉された尚侍=高橋照美
源倫子──その摂関家の正妻らしからぬ行動=吉海直人
永平親王の語りをめぐって
   ──「十二ばかりに」に着目して=土居奈生子
『栄花物語』の立后と「一の人」──歴史認識の形成=村口進介
『栄花物語』「みはてぬゆめ」巻の構造
   ──不敬事件へと収斂する物語=星山 健
二人のかぐや姫
   ──『栄花物語』巻第六「かかやく藤壺」の彰子と定子=久保堅一
『栄花物語・初花』の〈語り手女房〉──語り換えの方法=山下太郎
『栄花物語』、固有の〈歴史〉語り
   ──小一条院東宮退位をめぐる延子・顕光の恨み=辻 和良
『栄花物語』進命婦考──続編の叙述の方法をめぐって=廣田 收
『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察
   ──賀茂斎院神事の記録=神田龍身

あとがき=高橋 亨・辻 和良


『栄花物語 歴史からの奪還』(森話社)
高橋 亨・辻 和良[編]
A5判/272頁
本体6200円(+税)
ISBN978-4-86405-133-0
C1095  2018.10
*公式サイトはコチラです

紫式部学会 平成30年度 公開講演会のご案内です。
来聴歓迎、無料です!

日 時●平成30年12月1日〔土〕午後1時半開始(12時半開場)
会 場●東京大学 本郷キャンパス 国際学術総合研究棟内文学部3番大教室
     東京都文京区本郷7-3-1
入場料●無料

開会の辞……紫式部学会会長/藤原克己

講演:源氏物語の中の古今和歌集……千葉大学教授/鈴木宏子
講演:五月まつ花たちばなの香をかげば……京都大学名誉教授/大谷雅夫

閉会の辞……紫式部学会理事/高木和子

WEB KOUENKAI2018 100mm
*大きなポスターはコチラをクリックしてご覧ください!

10月13/14日に、岐阜大学にて開催された
日本語学会2018年度秋季大会
に出展いたしました。

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JR岐阜駅前「信長ゆめ広場」で黄金の信長公がお出迎え。

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会長就任特別企画 「会長対談--田窪行則氏を迎えて--」は、
日本語学会新会長の金水敏先生と、
国立国語研究所所長の田窪行則先生の特別対談。
C会場[教育学部 B棟 1階 B107講義室]は、
立ち見聴講も出るほどの満員大盛況でした。

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小社出店風景。

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多くのお客様や先生方においでいただきました、
ありがとうございました。

また、会場校の先生方、スタッフの皆さま、
大変お世話になりました。
ありがとうございました。



計11曲の演奏を収録し、その解説本を付す
七絃琴・琵琶   余明
企画・編集  上原作和
         正道寺康子
DVD『古韻琴声 余明 王昭君を奏でる』が出来ました!

『源氏物語』幻の琴曲、初の映像化!

ユネスコの無形文化遺産にして、
物語文学には一等の宝器として描かれた琴(きん)。
琴は二五〇〇年の歴史を有し、「右書左琴」「知音」の故事や、
孔子・諸葛孔明にまつわる音楽伝承で知られています。
我が国の物語文学の主人公達もまた琴の名手でした。
『うつほ』『源氏』に見える悲劇の漢女・王昭君にまつわる
「胡笳の調べ」やその奏法、『狭衣』の「秋の調べ」。
これらの琴曲を本邦初の映像化。
中国伝統音楽の第一人者・余明の演奏でお届けします!


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【DVD収録内容】
七絃琴
1 梅花三弄(8:22) 2 良宵引(3:20) 3 湘妃怨(4:25) 
4  酒狂(2:55) 5 秋風詞(2:00) 6  関山月(2:45) 
7 陽関三畳(6:44) 8 平沙落雁(6:00) 9 大胡笳(1:57)
10 昭君怨(3:13)

琵琶
11  塞上曲(13:32)
解説本
解説      上原作和
         正道寺康子
中国語訳   笹生美貴子

【解説】
Ⅰ 七絃琴(古琴)について──上原作和
 一 はじめに
 二 中国琴史と日本
 三 日本琴史
 四 平安朝以前
 五 平安朝時代
 六 江戸時代以降
 七 形態
 八 日本伝来の琴と銘
 九 琴譜
Ⅱ 琴曲について──正道寺康子
 一 日本にも伝来した琴曲
 二 日本古典文学に残る琴曲と伝来が認められる琴曲
Ⅲ 収録曲解説
 Ⅳ 中国語訳 解説──笹生美貴子
    協力 楊亜麗・楊世瑾・郭崇

『古韻琴声 余明 王昭君を奏でる』
DVD
七絃琴・琵琶   余明
企画・編集  上原作和
         正道寺康子
DVD総収録時間55分
解説本 B6変型判 40頁
定価:本体4000円+税
JAN:4580549420010

本書は文政5年(1822)没した式亭三馬の遺稿として、
同9年(1826)刊行された「稽古三弦(けいこさみせん)」を
紹介するものです。
影印編・翻刻編・研究編で構成されています。
編著者架蔵の四冊本は不揃いで、
元々は上中下巻の三冊本だったものを
上巻二冊、中巻一冊、下巻二冊に分けた五冊本のうち、
第四冊、下巻の前半が欠落しています。
欠けた部分は、早稲田大学図書館蔵本から補いました。
三馬好きには垂涎の一冊、
江戸語研究に役立つ新資料を全掲載しました !

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内容見本はコチラからどうぞ!
ご注文はコチラからどうぞ!

『式亭三馬「稽古三弦」影印・翻刻・研究』
土屋信一 編著
ISBN:978-4-8386-0479-1
定価:本体6,000円+税
A5判並製カバー装・200頁・カラー口絵付