武蔵野書院創業百周年記念企画『万葉集の散文学―新元号「令和」の間テクスト性』(東原伸明/ローレン・ウォーラー/ヨース・ジョエル/高西成介 編著・シンポジウム司会:田中裕也)が、第32回高知出版学術賞・特別賞を受賞。田中裕也先生が代表して表彰を受け、小社も出席させていただきました。

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本日3月25日は小社創業日、何とか104年目を迎えることが出来ました。これもひとえに読者の皆様のおかげと深く感謝申し上げます。古今集巻17雑上867番「紫のひともと故に武蔵野の草は皆がらあはれとぞ見る」。いわゆる「紫のゆかり」は爺さんが104年前につけた社名の由来なんです。解説はまた今度!

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専修大学の斎藤達哉先生が、
弊社でのご著書『国語仮名表記史の研究』(2021年)
https://musashinoshoin.co.jp/shoseki/view/2681/
にて、令和四年度の吉川博士記念賞を受賞されました。
おめでとうございます!

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斎藤達哉 著
『国語仮名表記史の研究』
A5判上製カバー装・420頁
税込定価:13,200円
ISBN:978-4-8386-0741-9

*詳細はコチラまで

『武蔵野文学』第70集記念号が出来上がってきました♪
巻頭特集は錚々たる執筆陣による「源氏物語と古筆切」です。
ご希望の方は「『武蔵野文学』第70集希望」と書いて
お申し込み下さい!送料共に無料です
https://www.musashinoshoin.co.jp/contact.html

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【巻頭特集について】
 『源氏物語』はもともと巨大な作品だが、その古筆切も意識して蒐集してみると厖大な数になる。そのうえ冊子の体裁の写本と同等な、あるいはそれより古態のものが少なくないことに気づかされた。となれば、冊子だけの本文研究はいびつである。古筆切をきちんとした本文資料として位置づけたい、『古筆学大成』以後の欠を埋めたい、そうした思いが、この度の『源氏物語 古筆の世界』という資料集に結実しかけている。
 ただし、未だ道半ば。まだまだ資料は散在しており、さらにこれからも出現してくるであろう。また、集積した資料も適正な評価がなされなければ、ただの宝の持ち腐れである。そのため、古筆切研究だけでなく『源氏物語』の本文研究を牽引している第一人者の方々に結集して頂き、最新・最先端の情報をもたらして頂こう、読者にとっても渇望の内容になるはずだ。そして、『源氏物語 古筆の世界』に対するこの上ないフォローアップになるはずだ。一石三鳥が本特集の狙いである。
(実践女子大学名誉教授 横井 孝)

実践女子大学文芸資料研究所蔵『源氏物語切集』のこと……横井 孝
伝宗高筆源氏物語注釈断簡
  ─その基礎的報告─……高田信敬
源氏物語関係新出古筆切三題……池田和臣 
「屑屋の籠」の古筆切
  ─伝藤原俊成筆の源氏切をめぐって─……佐々木孝浩
伝寂蓮筆『源氏物語』「若紫」断簡とその残欠本……久保木秀夫
伝顕昭筆建仁寺切『源氏釈』新出断簡……中葉芳子
『一葉抄』の断簡一葉……舟見一哉

書評・新刊紹介
久保朝孝 著『紫式部日記論』……笹川博司・松島 毅・山下太郎
米田達郎 著『鷺流狂言詞章保教本を起点とした
        狂言詞章の日本語学的研究』……大倉 浩
中野方子 著『三稜の玻璃
      ─平安朝文学と漢詩文・仏典の影響研究─』……山本真由子
深沢 徹 著『日本古典文学は、如何にして〈古典〉たりうるか?
      ─リベラル・アーツの可能性に向けて─』……本橋裕美
藤井由紀子 著『異貌の『源氏物語』』……今井久代
林田孝和 著『林田孝和著作集』全四巻……森野正弘
上野和昭 著『名目鈔声点本の研究』……佐々木 勇
桐山智子 著『タカラヅカ 百年の芸名』……金水 敏・小野正弘
伊藤禎子 編著『うつほ物語─国譲巻の世界』……本宮洋幸
毛利香奈子 著『いはでしのぶ物語の研究
       ─王朝物語文学の終焉─』……辛島正雄
東原伸明/ローレン・ウォーラー/ヨース・ジョエル/高西成介 編著
『万葉集の散文学─新元号「令和」の間テクスト性』……松田 聡

「むらさき」第59輯 出来ました!

学会ポップ用110mm

─contents─
〔巻頭言〕「むらさき」の楽しさ……永井和子
〔講演に代えて〕
戦前の紫式部学会と『むらさき』について……藤原克己
〔研究〕
『源氏物語』紫の上物語における「膝」
  ─子どもをめぐる「膝」の用例との比較から─……富澤萌未
『源氏物語』の「鬼」の話……藤井由紀子
餞別の歌と場─〈宴〉と「つかはす」に着目して─……吉井 祥
国語科教育における『小倉百人一首』の教材価値再考……岡本光加里
〔源氏物語講座〕
「めぐりあふ」時間の表現と構造……高田祐彦
〔源氏物語鑑賞〕
澪標巻、臨終の六条御息所……高木和子
〔源氏物語玉手箱 Ⅹ〕
未装幀の蜻蛉巻……高田信敬
〔古典の教室から〕
スリリングな読み。世界に踏み出す歓び。……荻原 伸
〔研究余滴・古典随想〕
『古今和歌集』を読む……吉田幹生
ぬき足の光源氏─王朝びとの足音をめぐって─……竹内正彦
第二次大戦前後における研究者らの蔵書の行方
  ─徳本正俊旧蔵『源氏物語』正徹本などの場合─……久保木秀夫
藤原定家の一面……田仲洋己
文体のモザイク─「おどろきながら」を例に─……田中草大
源氏物語研究文献目録─令和3年分─……河田翔子


紫式部学会編輯
A5判並製本・160頁
定価:2500円(税込)