国文学研究資料館共同研究(特定研究(課題))研究成果報告書
「読書─人・モノ・時空─」を
研究代表者の桜井宏徳先生より、送りいただきました。
ありがとうございました。

   研究概要
  口研究テーマ
   読書-人・モノ・時空-
  口研究期間
   平成二十六年度~平成二十八年度(三年間)
  口研究目的
     現代は、書物を介した「読書」という人間の営みが、
   電子テクストの普及によって
   大きく変容を迫られている時代であるが、
   「読書」という行為には、日本においても長い歴史がある。
     本共同研究では、主に古代・中世の和歌や物語、
   歴史叙述などの古典作品が、近世から現代にかけて、
   時空を超えてどのよに読まれてきたのかを
   具体的な検討課題として、
   人びとが「読書」という営みにいかに関わってきたのかを
   明らかにすることを目指す。


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  国文学研究資料館共同研究(特定研究(課題))研究成果報告書
   「読書─人・モノ・時空─」
   A4判 91頁 並製本 非売品
   平成三十(二〇一八)年三月ニ十九日発行
   編集 共同研究(特定研究(課題))
      「読書─人・モノ・時空─」
      研究代表者 桜井宏徳
   発行 人学共同利川機関法人 人間文化研究機構
      国文学研究資料館


目 次
緒言・研究概要 / 桜井宏徳
『日本書紀』古訓をよむ / 福田武史
大山為起『味酒講記』諸本の発生
  ─事蹟顕彰としての書写活動─ / 渡邉 卓
実方集考
  ─地名を詠む歌を中心に─ / 河本明子
近世禁裏仙洞における歌合資料の書写活動について / 酒井茂幸
『大和国地名類字』による学び
  ─契沖の学問一斑─ / 玉田沙織
大石千引『栄花物語考難註』考
  ─近世後期『栄花物語』読書史一斑─ / 桜井宏徳

なお、桜井宏徳先生による「緒言」によれば、
研究分担者のお一人である酒井茂幸氏は、昨年、本研究成果報告書の刊行を侍たずに急逝された。学界を裨益する目覚ましい成果を次々に挙げられており、本共同研究にも常に献身的に寄与されていた氏の、あまりにも早いご逝去の報は、私どもに大きな衝撃と悲嘆をもたらした。ここに謹んで酒井氏のご冥福をお祈りするとともに、ご遺稿を本研究成果報告書に掲載させていただいたことを、氏のご霊前にご報告申し上げる。
と、結ばれております。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


平成30年度 日本大学国文学会大会が、
下記日程にて開催されます!

【日時】平成30年6月30日(土) 13時30分より
【会場】日本大学文理学部3号館 3407教室
【交通】京王線「下高井戸」駅下車 徒歩10分
◆評議員会(12時15分〜/3号館3408教室)
◆研究発表(13時40分〜)
 ◇坂口安吾「イノチガケ」の歴史叙述―書かれなかった背教者―
    文学研究科国文学専攻博士後期課程2年 德本 善彦氏
 ◇古典注釈史における賀茂真淵
    文理学部准教授 高野 奈未氏
 ◇『伊勢物語』根源本再考―識語の異同とその解読―
    文理学部教授 久保木 秀夫氏
◆講演(15時50分〜)
 ◇和本の形態からみる古典作品のジャンル意識について
    慶應義塾大学付属研究所斯道文庫教授 佐々木 孝浩氏
◆総会(16時50分〜)
◆懇親会(18時00分〜)於 カフェテリア秋

※ 日本大学 国文学科事務室HPはコチラ

去る5月22日、由良琢郎(ゆら・たくろう)先生が
87歳でお亡くなりになりました。
由良先生は、短歌結社「礫の会」の創始から
永きにわたって主宰をつとめられ、
小社からは、
『大和百話─記紀万葉から前川佐美雄まで』(1990年)
『古歌への誘い』(1993年)
『歌の流れ・時の流れ―上代歌謡から後白河法皇まで』(2003年)
を上梓されました。
その由良先生を「偲ぶ会」が地元の兵庫県、丹波柏原(かいばら)の
丹波新聞社カルチャーホールでおこなわれたので、
お邪魔してまいりました。

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木造二階建てのJR柏原(かいばら)駅
東京はやや雨模様の曇天でしたが、こちらは気持ちのよい快晴でした。

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柏原駅から丹波新聞社へと向かう小道。
清掃が行き届いていて、とても清潔な町です。

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こちらが丹波新聞社本社社屋

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「偲ぶ会」会場の三階カルチャーホール。
会場には由良先生の直筆原稿から短歌誌「礫」のバックナンバー、
先生を偲ぶ写真の数々やアルバム、生前上梓された書籍などが
展示され、みなさん懐かしそうに御覧になっていました。

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定刻より「由良琢郎先生を偲ぶ会」が開会、
冒頭、由良先生へ黙祷を捧げたあと、
「礫の会」の現主宰、竹村公作氏のご挨拶にはじまり、
先生とゆかりのある皆さんがお話しされました。
会場は多くの方々でほぼ満席状態、
用意したイスが足りずに、追加して運び込まれていました。

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『歌の流れ・時の流れ―上代歌謡から後白河法皇まで』(2003年)
※詳細は上記タイトルをクリックしてください。
由良琢郎著
四六判上製カバー装・207頁
定価:本体3,000円+税
ISBN:978-4-8386-0406-7

  慶応4年(1868)正月の鳥羽・伏見の戦いに始まり、
 翌明治2年(1869)5月の五稜郭の戦いが終結するまで
 続いた戊辰戦争。
 王政復古によって誕生した新政府軍と、旧幕府軍との間で
 500日以上にわたり、各地で様々な戦いが展開されました。
 今回の展示では、国立公文書館所蔵資料から、
 日本各地で行われた様々な戦闘の記録や、
 戦争に参加した人々に関する資料が多数展示され、
 戊辰戦争の実像に迫ろうというものです。
 見応えあります、ご興味のある方は是非お出かけください。

  ぼしん戦争展20180612-02
  会期 平成30年5月26日(土)〜6月30日(土)
  開館時間 月〜土曜日 午前9時15分~午後5時00分
   ※日曜日は休止
  会場 国立公文書館 本館
  入場料 無料

  【関連イベント】ギャラリー・トーク
  日時 平成30年5月30日(水)、6月27日(水)
  午後2時~午後2時30分
  場所 国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)1階展示場
   ※企画展の見所について企画者が解説します。事前申込みは不要です。
  企画展の詳細についてはコチラよりどうぞ!
ぼしん戦争展20180612-01
ポスターの拡大版はコチラよりどうぞ!オモテウラの両面があります!

  ぼしん戦争展20180612-03
  こちら国立公文書館の目の前にある
  皇居北桔橋門(きたはねばしもん)付近では
  アジサイが咲き始めています。
  慶応4年(1868年) 3月13、14日の西郷隆盛と勝海舟の会見を経て
  4月11日、旧江戸城は無血開城し、現在に至っています。

本日6月6日、関東甲信越地方は、
平年よりも2日早い梅雨入りのようだ・・・とのことです。

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梅雨だからというわけではありませんが、
サラダ風の冷やし中華を作りました。
水菜しゃきしゃき、サッパリとした食感、
なかなかうまくできました~。

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早朝の神保町の路地も霧雨でしっとりと濡れてました。