都留文科大学国語国文学会様より、
「国文学論考」第55号をいただきました。
ありがとうございました!

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 国文学論考
 第55号
 平成三十一年三月

 〔論文〕
 『古事記』国生み神話の原文「水蛭子此子者入葦船而流去」の訓みと解釈
  …鈴木武晴
 大伴家持の鷹の歌─「心には火さへ燃えつつ」の表現考─…奥澤敦子
 カーライルによるバイロンの超克─北村透谷における〈交響する影響〉の
  可能性についての比較文学的考察(三)─…菊池有希
 宇都宮で志賀直哉は降りない、「網走まで」彼女は行かない…古川裕佳

 〔研究ノート〕
 落窪物語における訓読特有語と和文特有語の実態
   ─女性作者説の可能性を検討する第一歩として─…加藤浩司

 彙報
 平成三十年度修士論文・卒業論文題目
 平成三十年度国語国文学会主催講演会記録
 平成三十年度受贈雑誌目録
 編集後記

 都留文科大学国語国文学会
 国文学論考第55号
 平成31年3月15日 印刷
 平成31年3月20日 発行
 編集兼 都留文科大学国語国文学会
 発行人 加藤浩司
 A5判並製本・87頁・非売品


 6/12(水) 午後10:30からNHK 総合で放送された
歴史秘話ヒストリア
「物語に魅せられて 更級日記・平安少女の秘密」を
拝見しました。
20190605 更級日記

番組は、菅原孝標女(番組では娘)の成長に合わせる形で
ストーリーが展開されており、平易な言葉遣いを多用し、
更級日記を知らない方でもついてこられるように
工夫された番組構成でした。見応えのある内容で、
古典文学を現代読者にどう伝えるかを
常に考えている身としては大変勉強になりました。
日記の中でキーとなる詞章を変体仮名と現代文で併記したことも
頭にすっと入ってくる工夫だったと思いますし、
伊藤先生と福家先生のポイントを抑えた解説も大変わかりやすかったです。
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さらに番組中では「木ぞ三つ立てる」にも触れられており、
プロデューサーの方がよくわかった方なのでしょうか。
さすがNHKといったところですね。

残念ながら見逃してしまった方は、再放送があります。
再放送 NHK 総合 6/25(翌翌週の火) 午後3:08~3:58

是非ご覧ください。

【関連書籍のご紹介】
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昨晩放映された「マツコの知らないおみくじの世界」拝見しました!
いやぁ~、平野多恵先生のお話は大変興味深く、楽しませていただきました!
しかし、今まで引いてきたおみくじは、吉凶を占うことくらいしか
興味がありませんでしたが、かなり奥が深い物なんですね。
おみくじ文鳥Q太郎さんも可愛らしかった~♪
平野先生ありがとうございましたっ !

おみくじ


さて、今晩はNHK 総合 6/12(水) 午後10:30から
NHKの「歴史秘話ヒストリア」ですね。
「物語に魅せられて 更級日記・平安少女の秘密」というテーマで、、
『更級日記』を題材とした番組が放映されます。
伊藤守幸先生と福家俊幸先生もご出演されるようです。
是非ご覧ください!

20190605 更級日記
【番組案内より】
世界初の長編恋愛小説『源氏物語』。その感想を初めて記した女性として知られるのが菅原孝標の娘。実は作家として文学史上に輝く名作を残した。40年に及ぶ生涯をつづった『更級日記』。千年前の女性の心の内を今に伝える貴重な記録だ。物語にときめいた少女は、成長し物語作家に。ところが更級日記には、自分の執筆活動について一切記していない。そこには孝標の娘の、ある「痛恨の思い」があった。千年前の女性の生涯に迫る。

歴史秘話ヒストリア
「物語に魅せられて 更級日記・平安少女の秘密」
本放送 NHK 総合 6/12(水) 午後10:30~11:20
再放送 NHK 総合 6/25(翌翌週の火) 午後3:08~3:58

入梅のすずらん通りは人通りもまばら、
カレーの南海さんも、珍しく行列してません。
梅雨の恩恵か、
久しぶりに南海のカレーにありつくことができました。
旨かった❗️

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ところかわって、こちらは東京堂神田本店の古典文学コーナー。
この春の新刊が配架されたようです。是非お手に取ってご覧ください。

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桜井宏徳編 『柳井滋の源氏学 平安文学の思想』
青木慎一 著 『源氏物語の表現と絵画的展開――夕霧を中心に』
(詳細は書名をクリックしてください)

ちなみにここのコーナーに一冊だけ残っていた
『藤原彰子の文化圏と文学世界』は
どうやら売れてしまったようですね(残念 >.<)。

ひつじ書房さんより、
大木一夫編『ガイドブック日本語史調査法』を
御恵送いただきました!

『ガイドブック日本語史調査法』
A5判並製カバー装/328頁
定価2,600円+税
ISBN 978-4-89476-854-3
2019年5月15日 ひつじ書房刊
20190610 日本語史調査法 70mm
【内容】
古い文献に残された過去のことばを調査し、日本語の歴史を明らかにするための技法を解説する日本語史研究の調査法マニュアル。古い文献とはどのようなものか、そこに書かれた内容をどう読み取るか、そこからどのように証拠を集め、日本語の歴史として組み立てるか、その手続きを具体的に説明する。日本語史の演習・ゼミや日本語史の卒業論文に最適。
執筆者:大木一夫、勝田耕起、後藤英次、佐藤志帆子、マシュー・ジスク、鳴海伸一、百留康晴、松崎安子、安本真弓


【目次】詳細はひつじ書房公式サイトをご覧ください
はしがき
第1章 日本語の歴史を明らかにするために
1. ことばの変化と日本語の歴史
2. 日本語の歴史を明らかにする
3. 文献による日本語史研究の過程

第2章 古い文献の姿
1. 書誌学と文献学
2. 古い書物の姿―書誌学の基礎
3. 本文の信頼性―文献学の基礎

第3章 日本語の歴史のための資料
1. 文献資料の種々
2. 日本語史の時代と文献資料
3. 資料の特徴を知るために

第4章 古典作品を活字本で読む
1. 古典作品の活字本にはどのようなものがあるのか
2. 古典叢書を日本語史調査に利用するには

第5章 漢字で書かれた文章を読む
1. 漢字で書かれた文章
2. 漢字で書かれた文章(漢字文)を読む
3. 漢字・漢語受容史研究の資料としての漢字文

第6章 写本・版本の読み方
1. ひらがなを読む
2. カタカナを読む
3. 漢字を読む

第7章 古辞書をつかう
1. 漢字辞典・漢和辞典の利用
2. 国語辞典の利用
3. その他の辞書の姿
4. 古辞書の種々

第8章 現代辞書を利用する
1. 日本国語大辞典を利用する
2. 古語辞典を利用する
3. 電子的な辞書(CD-ROM 版、オンライン版)
4. 漢和辞典を利用する

第9章 参考文献を探す
1. 参考文献を探す意味
2. 参考文献を探す方法
3. 参考文献を入手する

第10章 用例を集める
1. 用例を集めるということ
2. 用例を集める
3. 用例を記録する

第11章 電子テキストを利用する
1. コーパス言語学と日本語の歴史研究
2. 電子テキストを利用する
3. 日本語史研究のための電子テキスト

第12章 ことばの歴史を構築する
1. ことばの歴史構築にむけて
2. 用例整理・分析の視点
3. ことばの歴史を描く
4. 日本語史、もう一歩先へ

日本語史研究のための文献ガイド
資料 日本語史研究のための電子テキスト一覧
索引
執筆者紹介

【編者紹介】
大木一夫(おおき・かずお)
1966年、長野県塩尻市生まれ。東北大学大学院文学研究科後期博士課程退学。博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科教授。主な業績として、『文論序説』(ひつじ書房、2017)、『ガイドブック日本語史』(ひつじ書房、2013)、『日本語史叙述の方法』(共編著、ひつじ書房、2016)、『山田文法の現代的意義』(共編著、ひつじ書房、2010)がある。